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神棚のしめ縄が必要ならどこで買う?長さやサイズの測り方と売っているお店


神棚を祀るならしめ縄は必要になります。

伊勢神宮で式年遷宮(しきねんせんぐう)と呼ばれる、20年に1度の造り替えが2013年に行われたことは記憶に新しいでしょう。

実は、しめ縄に限らず神棚も古くなれば新しく買い替えが必要ってご存知でしたか?

神社の総本山である伊勢神宮でも新しいものへ造り替えが行われるのですから、自宅にある神棚も古くなったら、もしくは式年遷宮と同じ20年を目安に交換すると良いでしょう。

神棚には、しめ縄が必要なので祀っていないのであれば、これをきっかけにしめ縄を祀るようにしましょう。

とは言え、初めてしめ縄を祀る方にとっては、しめ縄をどこで買うべきか、大きさや、ごぼうじめや大根じめなど種類もさまざま。

神棚としめ縄のサイズや測り方や、祀り方に決まりはあるのか、と疑問だらけですよね、そんな疑問にお答えしていきます。

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神棚のしめ縄が必要な意味と由来


そもそも、神棚にしめ縄が必要な理由と、しめ縄の意味からお話します。

しめ縄とは、神様が存在される神域と、私たちが存在する現世とを隔てる境界となるもので、現世の不浄なものが神域に入らないように結界の役割を果たしています。

神社にも、しめ縄が祀られていますが、しめ縄から奥は神様が存在される所なので、むやみやたらと入ることは避けて下さいね。

しめ縄にこのような意義があるのには、日本神話にさかのぼる由来があります。

かの有名な天照大御神(あまてらすおおみかみ)が、弟で暴れん坊であった須佐之男命(すさのおのみこと)の悪さに悲しみ、天岩戸(あまのいわと)に隠れられます。

天照大御神は、太陽や慈愛を象徴する神様のため、隠れられたことにより、世界から太陽が失われ、闇が広がり、もちろん作物も育たず、秩序が乱れ始めました。

その事態を何とかしようと、八百万(やおよろず)の神々が天岩戸の前でお祭りを始めます。

何事かとやっと出てきた天照大御神が、天岩戸に二度とお隠れにならぬよう縄を張って閉めたことが、しめ縄の由来と言われているようです。

このことから考えられると、各家庭にある神棚にも神様が宿っておられ、そこに不浄なものが入らぬよう、神棚にもしめ縄を祀る必要があると思われます。

神棚のしめ縄はどこで買う?売っている店や買う場所は?

神棚にはしめ縄が必要なことは分かったけれど、問題はどこで買うか。

周りでもしめ縄を買ったという話はなかなか耳にすることがないので、どちらでしめ縄が買えるのかわからないかと思います。

正月に向けて、スーパーやホームセンターで目にしますが、時期を過ぎれば見かけることがなくなります。

しかし、心配ご無用。

このインターネット時代、しめ縄もインターネットで通年購入出来るようになっています。

しかし、何となくインターネットで神棚に飾るしめ縄を購入するのは気が引ける、という方もいるかもしれません。

現在は、神棚やしめ縄などを何十年も続けてこられた老舗が販売方法にインターネットを加えただけで、本当に確かなものが購入出来ます。

伊勢神宮のある伊勢地方では、お正月に限らず、1年中しめ縄、しめ飾りを玄関先に祀る風習があり、その本場伊勢で長年神棚やしめ縄を作り続けたお店がいくつかあります。

神棚、しめ縄作りを手掛ける、伊勢宮忠(いせみやちゅう)と、しめ縄を専門に取り扱う、伊勢宮(いせみや)というところです。

インターネットや電話注文も出来るようになっていますので、初めて購入する方でも、神棚のタイプなどを伝えると、どのようなしめ縄が良いかもあわせて教えてもらえるでしょう。

また、東京にも創業110年の縄専門店、縄屋・忠右衛門(なわや・ちゅうえもん)というところもあります。

ご自分の住む地域の近くのお店を選ぶと、その地域の風習をふまえてアドバイスをもらえるかもしれませんね。

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神棚のしめ縄の長さやサイズや祀り方は?

神棚のしめ縄には長さ・サイズだけでなくいくつか種類があります。

神棚用にはどのタイプを選び、サイズはどう選べば良いのでしょう?また祀り方に決まりはあるのでしょうか?

しめ縄は細かく見ると、何種類もあります。

神社や神棚に使われるしめ縄には大きく分けて3種類あります。

大根締め

大根じめと呼ばれる、全体的に太く、端に向かってだんだん細くしたもので、拝殿の前にかけられています。

ごぼうじめ

牛蒡じめと呼ばれるものは、大根じめと比べて全体的に細く、こちらも端にかけてだんだん細くなるしめ縄で、牛蒡のような形に見えることからその名がつけられました。

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こちらは神棚用としてよく使われます。

前垂れじめ

3つ目は前垂(まえだれ)じめと言って、名前の通りごぼうじめに藁を全体に細くしめたものを前に垂れさせているものです。

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こちらは神社の各所にかけられて、神事の時などにも使われるものです。

神棚用であれば、牛蒡じめを選べばよさそうですね。

しめ縄にも長さがいくつかあります。

しめ縄の長さはお社(おやしろ)をお祀りする神棚の板の幅に合わせて選ぶと良いようです。

こちらも迷った場合には、神棚の板のサイズをはかります。

そちらを電話口で伝えておすすめのものを教えて頂いても良いでしょう。

しめ縄の向き右左と取り付け方法

しめ縄の向きは右左がありますので、その取り付け方法を説明します。

神棚用の牛蒡じめを購入され、お祀りするとき、左右の太さが違うので、向きが大切になりそうですよね。

一般的に、神様から見て左側がより神聖であることから、私たちから見ると、右側により位の高いものをもってくる必要があります。

しめ縄では、太い方が良いとされ、太くなった方を神棚に向かって右側にお祀りします。

しかし、伊勢神宮や出雲大社では反対向きにお祀りされています。

ということから、伊勢地方では、一般家庭でも、左側が太くなるような向きでお祀りされており、伊勢神宮の向きも年々全国的に広がってきてはいるようです。

祀り方はご自分の考えにあわせて決めれば良いでしょうが、基本的には右側が太くなるようにお祀りしているところが多いです。

向きが決まれば、最後に取り付け方法です。

L型の釘を神棚の雲板部分に刺し、そちらに麻などの紐で、しめ縄を固定します。

よりしっかりと固定したい場合には、直接L型の釘にしめ縄を刺してお祀りする方法もあります。

やりやすい方法を選んでお祀りしてください。

神棚のしめ縄が必要サイズや長さのまとめ

しめ縄の意味を知ると、やはりご家庭の神棚にもしめ縄が必要なのでは、ということがわかります。

お正月に玄関先に祀るしめ飾りとは違って、神域との境界をつけ、神様の目印となるよう、神棚には1年を通してしめ縄をして下さいね。

そして毎年、年末には古くなったしめ縄は、新しいものに交換し、古いものは感謝の意をお伝えし、どんど焼きでお焚き上げすると良いでしょう。

その場合、神棚掃除やしめ縄の交換は12月28日までに行うようにしましょう。

せっかく神棚があるご家庭は、神棚におけるルールを理解し守り、神様に対して失礼のないようにしたいですね。

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