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インフルエンザの症状は咳や腹痛経過はさまざま!熱が無い場合も?


毎年冬になると恐れられる病気、それがインフルエンザです。

ニュースでも今年のインフルエンザは何型が流行ります、と取り上げられますよね。

それもそのはず、毎年インフルエンザにより、約1万人の方が命を落としているということです。

それだけ注目されるインフルエンザですが、特に集団生活を送る子供たちの世界では、一度流行ると、瞬く間に広がっていってしまう為、親も気が気ではありません。

冬場に子供が咳をしだしたり、鼻水が出だしたり、発熱したりすると、もしかしてインフルエンザかな?と最初に疑ってしまう方も多いはず。

インフルエンザの初期症状、インフルエンザにみられる典型的な症状など、様々な症状から、自分の子供がインフルエンザかどうか、疑える知識を持つことも、インフルエンザを蔓延させない対策の1つではないでしょうか。

もしかして?と思った方の助けになるよう、インフルエンザの特徴をお教えしたいと思います。

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インフルエンザ症状は咳からはじまる?

1番気になるのが、風邪か、インフルエンザか、という初期症状での決定的な違いについてですよね。最初にインフルエンザではない、と思えたら、幾分安心できるでしょう。

インフルエンザには、風邪とは違った特徴的な症状がいくつかあります。

初期症状で見分ける方法の1つが、インフルエンザに見られる急激な高熱です。風邪の場合は37度くらいから始まり、徐々に熱が上がっていく傾向にありますが、インフルエンザでは、最初から38度を超える発熱で始まります。

また、インフルエンザにかかったことがある方ならわかると思いますが、独特の関節や身体の痛み、倦怠感、頭痛があります。

子供の場合は関節が痛い、だるい、とはっきりとは言えないことが多いですが、手足を痛がるようであれば、インフルエンザの可能性も考えられます。

そしてインフルエンザの場合、鼻水や咳、くしゃみなど、通常風邪の時に初期症状として見られる症状は、最初はあらわれにくいそうです。

一般的にインフルエンザでは、発熱後、遅れて咳や鼻水など、呼吸器系に症状があらわれます。もし、発熱がないけれども、咳や鼻水の症状だけであれば、風邪の可能性が考えられます。

インフルエンザ症状に腹痛や下痢もあるの?


インフルエンザと一概に言っても、インフルエンザにもウイルスによって3種類にわけられます。

A型、B型、C型です。冬場に特に流行するインフルエンザは、A型とB型の2種類です。先ほどお伝えした、高熱、全身の倦怠感、遅れて呼吸器系に症状が出るインフルエンザはA型の特徴です。

一方、B型は平熱や微熱の場合が多く、また下痢や嘔吐などの消化器系に重い症状があらわれます。

A型は12月~1月に多く、B型は2月~3月に多いようですが、2月にかかったから絶対にB型だ、とも判断は出来ないので、ご注意くださいね。

冬場に下痢や嘔吐が始まると、インフルエンザと同様に疑うのが、ノロウイルスではないでしょうか。

ノロウイルスも発熱は37度台と低いことが多く、下痢や嘔吐が見られるので、素人ではインフルエンザB型との区別がつきません。

嘔吐や下痢の症状が非常に強い場合は、ノロウイルスという可能性もありますが、医療機関でしっかり診断してもらいましょう。

また、インフルエンザA型であっても、処方されるタミフルの副作用に下痢、嘔吐の症状があるので、服用後に消化器系の症状があらわれる場合もあるようです。

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インフルエンザの症状はいろんな経過があります!


インフルエンザの症状について上述しましたが、症状と同じく重要になるのが、その症状がいつあらわれたか、という症状の経過ということを何となく感じて頂けているかもしれません。

インフルエンザA型の場合は、38度以上の高熱から始まります。関節の痛み、全身の倦怠感、頭痛があらわれ、遅れて鼻水、くしゃみ、咳などの呼吸器系の症状があらわれます。

一般的に、熱は3日程続き、徐々に下がっていきます。完治までは約1週間と言われています。A型の方が重篤化することがあり、死者も多く出てしまいます。

B型の場合は、平熱もしくは37度台の発熱が多く、下痢や嘔吐の消化器系の症状があらわれます。B型でも高熱が出る人もいます。

また、B型はA型に比べて症状が軽いと言われていますが、熱が上がったり下がったり、長引きやすいという特徴もあります。完治までに1週間~10日を要します。

インフルエンザのウイルスは、A、B型共、解熱後も2、3日は身体から排出されるので、他者とのかかわりを避ける必要があります。医療機関で正しい診断を受け、処方されたお薬を服用し、しっかり水分と休息をとりましょう。

インフルエンザの症状で咳や腹痛から判断するまとめ

インフルエンザで怖いのが、特に子供や高齢者におこりやすい合併症です。中耳炎、気管支炎、肺炎、5歳以下の子供では熱性痙攣をおこすこともあります。

合併症をおこさせない為にも、インフルエンザの初期症状を知っておくこと、迅速に医療機関を受診し、いち早く治療を始めることが大切になります。11月に入れば予防接種を受けることが推進されています。

インフルエンザにかかる可能性を出来る限り低くし、体調が変わってきた時の初期症状を見逃さず、医療機関を受診すること。

この知識が、インフルエンザの流行を最小限にとどめることに繋がるのではないでしょうか。

子供は自分の症状を上手く言葉で伝えられないことが多いです。親や周りの大人が、インフルエンザの知識を持ち、予防策をうつこと、早めに気付き、少しでも早い回復へ導いてあげることが、1番のインフルエンザ対策となるでしょう。

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