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正月の玄関飾りの意味と正月飾りの水引の色や結び方は?

      2016/12/30

正月玄関飾り
お正月が近づき、そろそろお正月飾りを準備する時期になってきました。

正月飾りといえば、玄関へ飾るしめ縄飾りや、門松など正月飾りの一つ一つの意味と意外と知られていない水引の意味を紹介します。

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正月の玄関飾りの意味と由来

お正月に、玄関を飾るものの代表として門松や、しめ縄を正月用に縁起の良いお飾りを装飾したしめ縄飾りがあります。

玄関に飾るしめ縄飾りも、神棚に飾るしめ縄も、地域やその地方の神社などにより飾り方や呼び名の違いがありますが、ここでは一般的なものを紹介します。

玄関に飾る門松は、字の通り家の門に左右一対で飾ります。歳神様をお迎えするための目印ともなり、神様の依り代(よりしろ)となります。

依り代とは、憑り代(よりしろ)ともいい、神様が依り憑く(よりつく)対象のものや神域などを表します。

余談ではありますが、憑くという言葉には、少し怖いイメージがあるかもしれませんが、憑くという言葉には幸運に恵まれるという意味があります。(最近とてもついてる!ツキがある!などもこの憑くです)

常磐木(一年を通して緑が茂る木)に神様が宿るとされてきたのですが、なかでも常緑樹の松は特に縁起が良いとされてきました。

そのため、平安時代には、神が宿ることで長寿祈願のために松を持ち帰り、玄関に飾ったことがはじまりとされています。

最近では門松も、地域によって本当にさまざまな様式ですが、一般的に見る門松は、松よりも竹の方が存在感があるように見えますが、門松ですので松が主役となります。

これは松を飾っていた平安時代以降、青々として真っ直ぐに伸びる竹も、清浄を表し長寿を意味する縁起の良い植物とされ、竹などと一緒に現在のようにしめ縄で締めた門松を飾るようになったようです。

しめ縄飾りをする意味は、神が降りて宿る場所や、時には禁足地となる結界で、しめ縄の由来は日本神話まで遡ることになります。

太陽神である天照大神が天岩戸(あまのいわと)に隠れ、世界が真っ暗になったことで、他の神々が天照大神に二度と天岩戸に岩戸隠れされないように、天岩戸の入り口にしめ縄を張ったことが起源となっています。

玄関に飾るしめ縄は、玉飾りや輪飾りといわれる装飾が施されたしめ縄飾りで、地域や神社によって呼び方も種類もさまざまです。

どちらも、家に歳神様をお迎えする準備ができたことを、お知らせする目印で、清浄な場所ですという証しになるため、歳神様はこの門松やしめ縄飾りを経由して家の中に鎮座します。

正月飾りの意味するもの

正月飾りの門松や、しめ縄飾り、他にも鏡餅などに使われる縁起の良い装飾品にも意味があります。

それぞれに意味があるので解説していきます。

・稲穂(いなほ)
稲穂
稲穂は、稲作文化の日本では、命の源となります。
青々とした稲が、秋になると実り、それはまさに黄金色に輝きます。豊作を願うことは命に繋がることから神事に欠かせない縁起物となっています。

・松(まつ)
松は、神が宿る木とされ、雪の中でも緑を絶やさず一年中葉が落ちないことから忍耐強さと不老長寿を意味し、祝い事には欠かせない神聖なものとなっています。

・竹(たけ)
青々とした竹は、成長も早く真っ直ぐ天(上)に伸びることや、折れることなくしなり、復元する力から、その生命力の強さから苦境もはね返す、清浄で神聖なものとされています。

・梅(うめ)
梅は、厳冬のなか百花に先駆け花を咲かせることから、立身出世や、厳しい状況の中でも笑顔を絶やさないなど、また梅の花が終われば実となり、その実が落ちると新しく芽を出すことから生命力の象徴ともされています。

・橙(だいだい)
橙は、ミカン科の常緑樹でその果実は数年も落果せず、年を重ねるごとに実を実らせることから縁起が良くその名の通り代々家が繁栄し家運隆盛を願う意味合いがあります。

・裏白(ウラジロ)
ウラジロ科の常緑性のシダで、穂長(ほなが)やもろさきとも呼ばれます。
ウラジロは葉の裏が白いからというのが名前の由来というのはお馴染みですが、茎が長く伸び毎年二枚の葉を付け、その先端からさらに新しい葉が二枚と数年分も葉が生き続けることから久しく栄えわたる縁起の意味があります。

葉の羽片がしだれることから、「歯垂る」や「齢垂る」にかけ長寿につながるとされ、さらには一対で出てくる葉の裏が白いことから「共に白髪になるまで」という夫婦で仲睦まじくという願いも込められています。

他にも、心に裏や偽りがない清廉潔白などウラジロはさまざまないわれがあります。

・ユズリハ(譲葉)
ユズリハ
ユズリハは、ユズリハ科の常緑樹で、春に枝先から若葉が出るのを待ち、先年からある葉が譲るように落葉することから名前がつけられています。
このユズリハの様子を親と子に見立て、家が代々繁栄していくようにとの願いが込められています。

・千両・千寥(せんりょう)
千両
千両は、金運や財運、富みを招く縁起物とされています。
千両は、センリョウ科の植物で常緑樹です。冬になると赤い実をつけ、葉が茂っているのが特徴です。

・南天(なんてん)
南天
南天は、難を転じるに通じる。
この音だけでなく、南天の赤い実が厄災除けになることや、南天の葉には南天葉(なんてんよう)といわれ生薬としても使われ、殺菌や防腐効果もあるといわれています。
(お赤飯などに添えられているのも南天です)

・末広(すえひろ)・扇子(せんす)
代々家が末広がりに栄えていくようにの願い。
末広は末広扇(すえひろおうぎ)の略です。その名の通り家運隆盛の願いが込められています。

・御幣(ごへい)・紙垂(しで)
紙垂は、四手(しで)とも書くのですが、玄関飾りのしめ飾りなどに使われる紙垂は、まさに四手で、四方に大きく手を広げ豊穣や繁盛を意味します。


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正月飾りの水引の意味

正月飾りのしめ縄飾りや、鏡餅などに使われる水引の色は特別な色の金赤が主に使われます。

水引は、日本の歴史と伝統の中で生まれたもので縁起物として扱われ、主には贈答品の包み紙や封筒などにかけられることで知られます。

その水引は、和紙を紙縒り(こより)状にして糊を引き乾かして固めたもので、最近では、金銀の薄紙を巻いたり極細の繊維を巻き付けた煌びやかなものです。

水引の縁起は、水はすべての汚れを清めて、その水が引いた後には清々しく清らかになることから水引と呼ばれ、その清らかな物を贈り合う互いの人と人を結びつける意味合いや、引けば引くほど硬く結ばれるという意味合いがあります。

何度も迎えるお正月ですので、蝶結びが相応しいと感じるかもしれませんが、本来は結び切りの水引を使用するのが一般的になっています。

結び切りの結び方を使用する意味は、神様のお迎えやお供えをするものですので新鮮なものですという意味や、使い回したり転用したりしていませんという意味となります。

ただし、この水引の結び方の認識も地方により異なるもので、最近では何度もお祝いが出来るようにと蝶結びを用いることもあります。

また、婚礼などに用いられる輪結び(わむすび)・引き結び(ひきむすび)・あわじ結びの縁起を切らないという意味の垂れた(余った)水引を切らないようにすべて滞りなく輪にして丸く収める結び方や、飾り結びなども用いられています。

以下の動画はとてもわかりやすいあわじ結びの動画をアップしてくださっていますので参考にしてみてくださいね。

手作りの門松や、玄関飾りのしめ飾りには、最後の両端の余った水引をカットしないで、そのまま門松に水引を巻き付けたり、玄関飾りのしめ飾りに巻き付けたりすると出来上がりが良いものになります。

他にも正月飾りに関してはこちらもご参考にしてくださいね。

>>しめ飾りの種類や御幣(紙垂)について

>>しめ縄や鏡餅はいつから飾る?いつまで飾る?

まとめ

お正月飾りのひとつひとつにも、こういった意味が込められて飾られる日本の伝統を、知っているようで知らないことを、少しでも知って飾るとまた違ったお正月が迎えられるかもしれません。

どうぞ、よいお年をお迎えくださいませ。

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